水は人間にとって最も重要な資源の一つです。今日は、その水を生産しているサントリー熊本・阿蘇の工場を訪れました。
この工場はビールも製造しているハイブリッド工場で、ビールの約9割が水で構成されているため、水の質が非常に重要です。
九州地方では、サントリーの天然水は阿蘇の水として知られています。
工場見学では、サントリーの水の作り方や水へのこだわりについて詳しく学びました。
ペットボトルもこちらの工場で作られています。ペットボトルの材料がプリフォームというもので試験管のようなプラスティックで、これに空気圧を加えてペットボトルの大きさにします。
プリフォームで輸送費がとても助かっているそうです。コストも助かっているかなと思いましたが環境に配慮して、再生プラスティック利用すると2倍くらい高くなるようです。
阿蘇の豊かな自然環境が育む地下水を使用し、その水をどのようにして製品に活かしているのかを知ることができました。
特に印象的だったのは、サントリーが水源の保護活動に力を入れている点です。
阿蘇の水源を守るための取り組みや、環境保全活動についても詳しく説明を受けました。
サントリーの「天然水の森」活動について映像を見ました。それは!
- 水源保護と生物多様性の保全: サントリーは2003年に熊本県・阿蘇から始めた「天然水の森」活動を通じて、全国16都道府県に23カ所、総面積12,000ヘクタール以上の水源地を保護しています。
- 地下水の涵養: 工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水を涵養することを目標に、森の整備や植樹活動を行っています。特に2倍を強調でした。
- 地域との協力: 地域の行政や森林所有者と協力し、長期的な森林保全協定を結び、洪水や土砂災害に強い森林の整備を進めています。
- 次世代環境教育: 「水育」というプログラムを通じて、水の大切さや森の役割について学ぶ機会を提供し、従業員や地域住民も参加する森林整備体験を実施しています。
サントリーの活動がより分かりやすく、興味がわきました。
また、ビールの製造工程も見学しました。「ザ・プレミアム・モルツ」の製造過程を通じて、ビールの美味しさの秘密や、サントリーがどれほど水にこだわっているかを実感しました。ビールは次回に!
見学の最後には、工場で作られたビールや清涼飲料の試飲も楽しむことができました。
この工場見学を通じて、水の大切さや、サントリーの製品に対する情熱を改めて感じることができました。
水が命の商品であるビールや清涼飲料を作るために、どれほどの努力と工夫がなされているのかを知ることができ、とても有意義な時間を過ごしました。
♢工場見学はHPからご予約ください。人気だそうです!
サントリー〈天然水のビール工場〉熊本・阿蘇
住所 熊本県上益城郡嘉島町大字北甘木字八幡水478
電話 096-237-3860