川端商店街を抜け、階段を上がると現れるのは、「お櫛田さん」の愛称で親しまれる博多の総鎮守・櫛田神社。
創建は天平宝字元年(757年)、伊勢松坂の櫛田宮から大幡主大神を勧請したのが始まりと伝えられています。
夏の博多を彩る博多祇園山笠や、秋の博多おくんちが奉納されるこの神社は、歴史と文化を感じる特別な場所です。
境内での参拝
まずは櫛田神社本殿で参拝。次に訪れたのは境内にある児安社と白龍社。
児安社は安産と子宝の神様である子安観音を祀っています。
一方の白龍社には金運アップのご利益がある白龍大権現が鎮座。金、西方を守護する力強い神様だそうです✨。
その隣には夫婦恵比寿神社も。福を呼び込むご利益があるとのことで、ここでもしっかりお願いしてきました😊。
観覧ステージと山笠体験
山笠祭りといえば、櫛田神社に設けられる観覧ステージ!
祭り本番の追い山笠は7月15日早朝4時59分スタート。
この時間に響き渡る「オイサ、オイサ!」の掛け声は一見の価値ありです。
本番ではチケット制の観覧ステージも、準備期間中は無料で楽しめました。
7月13日の集団山笠顔見せでは、一組目のパフォーマンスを間近で見学。
しかし、その後の雷雨で観覧席を後にしました。
それでも、初めての観覧ステージ体験はとても楽しく、まだ本番前の落ち着いた山笠でもその勇猛さを感じられました!
博多祇園山笠の魅力
博多祇園山笠は、1241年に疫病退散を願って始まったとされる福岡の誇る伝統行事。
7月1日の飾り山笠公開から15日の追い山笠まで約2週間、博多の街が熱気に包まれます。
山笠には「舁き山笠」と「飾り山笠」があり、舁き山笠は櫛田神社での奉納後、博多の町を駆け巡る勇壮な姿が見られます。
飾り山笠は高さ15メートルにもなる大きな山笠で、歴史人物やアニメキャラクターなどをテーマにしたデザインが楽しめます。
櫛田神社の飾り山笠もその一つで、表裏で全く違う装飾が施されています。
その豪華さには毎年ため息が出るほど!
雨の日でも楽しい街歩き
観覧後は雨を避けつつ、天神まで歩きました。
賑やかな川端商店街やその近くで感じる祭りの気配、どこを歩いても楽しく、博多の街ならではのエネルギーを感じます。
初めての観覧ステージ体験と山笠祭り、そして櫛田神社での参拝。
博多祇園山笠!櫛田神社で楽しむ夏の伝統。
すべてが心に残るひと時でした。次回は本番の追い山笠もじっくり見てみたいです!
博多の夏、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?🎐