高千穂神社についてすでにブログ紹介しましたが、同じ高千穂町にある天岩戸神社も見逃せません。ここでは、日本神話に登場する天岩戸を実際に見ることができます。
まず、天岩戸神社社務所の看板で案内時間を確認し、その時間にそこに集合します。撮影は禁止されていますが、天岩戸神社西本宮の右脇(鍵付き)から入って行くと、対岸の中腹に広がる天岩戸を遥拝所から見ることができます。
天岩戸参拝までに時間があるときは、天岩戸神社西本宮の参拝です。参拝の際には、神域のクワガタがお出迎えしてくれることもありますよ。
対岸には天岩戸神社東本宮があり、こちらは人が少なく落ち着いた雰囲気です。参道には夜神楽人形があり、ボタンを操作すると機械仕掛けで舞を披露してくれます。
階段を登りきると東本宮の本殿があり、ここでも天照大神が祀られています。東西両本宮は、創祀以来、皇室や朝廷からではなく、在地住民からの信仰を主としてきました。
さらに、西本宮から岩戸川に沿って徒歩約10分の場所には、天照大神が天岩戸の洞窟に隠れた際に八百万の神々が集まって神議したと伝えられる大洞窟、天安河原があります。
別名「迎慕ケ窟(ぎょうぼがいわや)」とも呼ばれ、祈願を行う人々が石を積むことで神秘的な雰囲気が一層高まります。
天岩戸神社は、天照大神が岩戸に隠れたという神話の舞台であり、その歴史と神秘に触れることができる場所です。訪れる際には、事前に案内時間を確認し、参拝の準備を整えておくと良いでしょう。
💎天岩戸神社
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1
電話:0982-74-8239
周辺:高千穂神社、高千穂峡(真名井の滝)
天岩戸神社へのアクセス方法はいくつかあります。以下にご紹介します。
車でのアクセス
- 福岡・佐賀・長崎・鹿児島方面から: 九州自動車道を利用し、嘉島JCTを経て九州中央自動車道に入り、山都中島西ICで降ります。そこから約1時間15分で到着します。
- 宮崎・大分方面から: 東九州自動車道を利用し、延岡JCTを経て九州中央自動車道に入り、終点蔵田で国道218号線に降り、再び平底ICで九州中央自動車道に入り、日之影深角ICで降ります。そこから7分で到着します。
バスでのアクセス
- 熊本駅・熊本空港から: 宮崎交通の特急バス「高千穂号」に乗り、高千穂バスセンターで下車します。そこから路線バスに乗り換え、天岩戸神社まで行くことができます。
- 延岡駅から: 宮崎交通の路線バスに乗り、高千穂バスセンターで下車し、同じく路線バスに乗り換えて天岩戸神社まで行けます。
自転車でのアクセス
高千穂バスセンターの観光案内所ではレンタルサイクルを借りることができます。自転車で天岩戸神社に行く場合、バスセンターから約30分で到着します。道中では高千穂の美しい棚田を眺めることができ、自然を楽しみながらのサイクリングが楽しめます。おいしい空気です!
徒歩でのアクセス
高千穂バスセンターから天岩戸神社までは徒歩でもアクセス可能です。徒歩の場合、約1時間ほどかかりますが、自然豊かな景色を楽しみながらの散策ができます。空気がおいしいです。
この夏、高千穂町を訪れる際には、ぜひ天岩戸神社にも足を運んでみてくださいね。ぜひ、天岩戸神社で日本の神話と歴史に触れる貴重な体験を楽しんでください。