これまで食べもの関係のブログを多く書いてきましたが、実は私、寺社仏閣に行くことが大好きです。今日は、最近知った宗像大社について書きたいと思います。特に辺津宮についてご紹介します。
まず、ユネスコ世界遺産に登録されている宗像大社は、辺津宮だけではありません。宗像大社は、日本神話に登場する日本最古の神社の一つで、沖津宮、中津宮、辺津宮の三宮を総称して宗像大社と言います。宗像神社・厳島神社の総本山でもあります。
辺津宮の一番奥にある高宮祭場は、天照大神の三女神(姉妹)が降臨されたとされる境内内で最も神聖な場所です。これまで知らなくて、本殿のみを参拝して帰っていましたが、それだけではなかった。本殿を参拝した後に小山を登るような階段を奥に進むと、高宮祭場があります。
高宮祭場の前に立つと、「ずっといたい。」と言葉にできない神聖さを感じられる場所です。必ず参拝してください。
そこから第二宮、第三宮に向かいました。こちらも最近知りましたが、離島にある沖津宮、中津宮はこちらからも参拝できるようになっています。
さらにこの入口には、宗像大社に多額の寄付をされた出光創業者の浄心の文字が入る石もあります。
時間が許せば、神宝館へも行きましょう。宗像は、日本最初の国際港であり、海外との外交、貿易、国防的な機能を持っていることがここでわかります。
さらに沖ノ島から出土した宝物からその痕跡を知ることができます。宗像大社は皇室とのつながりもとても深い場所で、今では私の大好きな場所になりました。
田心姫神 沖津宮 沖ノ島
瑞津姫神 中津宮 大島
市杵島姫神 辺津宮 本土
💎宗像大社
辺津宮 住所 福岡県宗像市田島2331
電話 0940-62-1311
周辺 道の駅むなかた、北斗の水くみ海浜公園、宮地嶽神社
宗像大社についてもう少し詳しく調べることにしました。
宗像大社は、日本神話に登場する日本最古の神社の一つで、福岡県宗像市に位置しています。宗像大社は、沖津宮、中津宮、辺津宮の三宮を総称して呼ばれていますね。
創建と神話
宗像大社の創建は不詳ですが、有史以前から存在していたとされています。日本神話によれば、天照大神が素戔嗚尊の剣を噛み砕き、息を吹きかけると三柱の女神が生まれました。これが宗像三女神の誕生であり、田心姫神(沖津宮)、湍津姫神(中津宮)、市杵島姫神(辺津宮)が祀られています。
歴史的背景
宗像大社は、古代から大陸と半島の政治、経済、文化の海上路であった玄界灘に位置しており、海上交通の要所として重要な役割を果たしてきました。沖ノ島は「海の正倉院」とも呼ばれ、4世紀から9世紀にかけての古代祭祀遺構や装飾品が多数出土しています。
皇室との関係
宗像大社は、古代から皇室とのつながりが深く、天皇の勅使が現地に赴いて祭祀を行う国家祭祀が行われていました。例えば、465年には雄略天皇、838年には仁明天皇が勅使を派遣しています。これにより、宗像大社は国家鎮護の神として信仰されてきました。
世界遺産登録
2017年には、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。沖ノ島、中津宮、辺津宮の三宮が一体となって、古代からの信仰と祭祀の歴史を今に伝えています。
現在の宗像大社
現在、宗像大社は多くの参拝者を迎え、海上交通安全や陸上交通安全の神として信仰されています。特に、交通安全のお守りは宗像大社が発祥とされています。
宗像大社は、歴史と神聖さが感じられる素晴らしい場所です。ぜひ訪れて、その魅力を体験してみてください。
㏚ 福岡・宗像大社にでかけよう!