鹿児島市に住んでいた頃、よく訪れていた塩浸温泉龍馬公園を思い出しました。
九州道を北上し、溝辺鹿児島空港ICで降りて霧島温泉郷へ向かう途中の国道223号沿いにあります。
名前から塩辛い温泉かと思っていましたが、実際にはナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉で、全然そんなことはありません。
古くから切り傷や胃腸炎に効能があるとされている温泉です。
この温泉は、坂本龍馬とおりょう夫妻が寺田屋事件で負った刀傷の療養のために湯治で滞在したことで有名です。
龍馬とおりょうは十八日間も滞在したそうで、とても気に入って回復もしたのではないでしょうか。
塩浸温泉龍馬公園は、その名の通り公園として整備されており、龍馬とおりょうの像もあります。
無料の足湯もあるので、入浴する時間がなくても気軽に立ち寄れます。山の中にあるため、車で行くことをお勧めしますが、施設の前の道路の交通量が意外と多いので十分注意してください。
公園内には「龍馬資料館」もあり、龍馬とおりょうの新婚旅行に関する展示がされています。
資料館では、龍馬が実際に使用したとされる湯舟や、二人の縁結びの足湯も楽しめます。
さらに、龍馬が滞在した際のエピソードや歴史的背景についても学ぶことができます。
塩浸温泉龍馬公園の営業時間は午前9時から午後6時までで、毎週月曜日が店休日です(祝日の場合は翌日の火曜日)。
駐車場は25台分ありますので、車でのアクセスも安心です。
霧島市牧園町宿窪田3606番地に位置するこの温泉は、自然に囲まれた静かな場所で、心身ともにリフレッシュできるスポットです。ぜひ訪れてみてください。
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