福岡タワー近くを散歩していると、必ず挨拶をする場所が一つあります。
それは、タワー入口付近に配置されたインドの神様10体の神像!
RKBとTNCの福岡地方局の間に設置され、福岡タワーを挟むように左右に並んでいます。この場所、不思議な雰囲気が漂い、目にするだけで言霊が飛び交うような感覚を覚えるのです。
そんな神像、実はあまり詳しい説明が表示されていないため、訪れる人の好奇心をくすぐります。
インド神像10体の構成
神像は左右に5体ずつ配置され、個性豊かなヒンドゥー教の神々が登場します。
右側道路沿いから:
- シバァ神(怒った姿):破壊神シヴァの恐ろしい側面を象徴。
- インドラ神(帝釈天):天界の守護神。
- ガネーシャ神:障害を取り除くとされる象の神様。
- ガンダルブァ神:音楽を司る神。
- シバァ神(大黒天):破壊と再生を担う偉大な存在。
左側道路沿いから:
- マリーチ神(摩利支天):光を司る神。
- サラスバァティー神(弁財天):学問と芸術の女神。
- ラクシュミー神(吉祥天):美と豊穣、幸運をもたらす。
- パールバァティー神:シヴァ神の妃。
- ブラフマー(梵天):宇宙の創造を司る神。
左右対称に配置されているため、まるで福岡タワーそのものを守っているかのように見えます。
神像設置の背景
これらの像が置かれたのは、1989年に福岡市で開催されたアジア太平洋博覧会(よかトピア)に合わせて整備された際のこと。
この博覧会ではアジア文化をテーマにさまざまな展示やイベントが行われ、福岡市がインド東部オディシャ州の石彫職人の村に依頼して制作されたそうです。
博覧会終了後も、この10体の神像は福岡タワーの前に設置されたまま。
ヒンドゥー教の豊かな神話を感じられるこのスポットは、現在でも訪れる人々に神秘的な魅力を届けています。
散歩中の楽しみと神秘の時間
福岡タワー周辺を散策する際、こうしたインド神像の不思議さを味わうのも楽しみの一つ。
展示に関する詳細な情報はありませんが、ひとつひとつの像に向かって「おはよう!」や「ありがとう!」と挨拶をするのも習慣になっています。
たくさんの言霊が飛び交うことで、さらに良いことが起きそうな気がしますね。
次回はぜひ、散歩途中に神様たちの名前を覚えつつ、一人ひとりに挨拶してみてはいかがでしょうか?
福岡タワーと神秘のインド神像10体!散歩中の新発見✨福岡タワーをさらに面白く感じるポイントになりますよ!