九州国立博物館で開催中の「HANIWA!展」に行ってきました この特別展は5月11日(日)で終了するため、急いで訪問。埴輪には、かわいらしいものやユニークな形のものがあり、見ているだけで楽しくなります。
☆太宰府天満宮側入口
埴輪の印象と歴史
幼い頃、日本映画『大魔神』を観て、埴輪が恐ろしい顔の大魔神に変身するシーンが印象に残り、埴輪に対して怖いイメージを持っていました。
しかし、実際に展示を見てみると、その造形の美しさや歴史的価値に改めて感動しました。
埴輪とは、王の墓である古墳に並べられた素焼きの造形で、約1750年前に誕生し、古墳時代の約350年間にわたり、地域ごとに個性豊かな埴輪が作られました。
展示の見どころ:「挂甲の武人」
今回の展示の目玉は、国宝を含む「挂甲の武人」5体。
4つ目のブースに展示されており、他のブースと比べても圧倒的な熱量差を感じました。
これらの埴輪はすべて群馬県で出土したもので、5体が揃うのは非常に珍しいことだそうです。
多彩な埴輪の展示
会場には、馬型、家型、猿型、乳飲み子を抱く女性など、さまざまな埴輪が並び、まさに埴輪のオンパレード。
撮影可能なものと禁止のものがあるため、注意が必要です。撮影禁止の埴輪をうっかり撮影しそうになり、係員に注意されてしまいましたが、展示の下部に撮影可否が記載されているので、事前にしっかり確認すると安心?
九州国立博物館と太宰府天満宮
久しぶりに訪れた九州国立博物館で、埴輪の世界にどっぷりと浸ることができ、非常に充実した時間を過ごしました。歴史の軌跡を実際に目で見ることは、とても大切なことだと改めて感じました。 なお、博物館を訪れる際は、駐車場に車を停め、太宰府天満宮に参拝し、名物の梅ヶ枝もちをいただいてから館内を観覧するのが私の定番コースです。
展示情報
九州国立博物館
- 住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2
- お問い合わせ:050-5542-8600
- 観覧料:一般2,000円、高大生1,200円、小中生800円
「HANIWA!展」は5月11日までの開催。埴輪の魅力を存分に楽しめる貴重な機会なので、興味のある方はぜひ訪れてみてくださいね。
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