世界遺産の宗像大社の中津宮までフェリーを使い大島に来ました。大島は宗像市神湊港から7キロ離れた人口700人ほどの福岡県で最も大きな島です。驚くのは、このフェリーに小型バスも乗っていたことです。
大島港ほど近くにある中津宮に参拝しました。中津宮は、大島に鎮座する宗像大社の三女神の瑞津姫神(たぎつひめのかみ)を奉ります。鳥居が海に向かって立ち、中津宮と海との深い関係が伺えました。
本殿の裏手からは、御獄山の山頂へと1キロほどの参道が続き、山頂に御獄神社があり、空気の澄んだ日には沖ノ島、その反対の宗像エリアを望むことができます。今回は、残念ながら時間の都合もあり天の真名井で水を頂き次の場所に行くことにしました。
次に訪れたのは、「神宿る島」沖ノ島に最も近づける場所、大島の北側の海辺にある沖津宮遥拝所です。ここは沖ノ島をご神体として参拝する拝殿の役割を果たします。今回は見えませんでしたが、天候が許せば沖ノ島を望むことができるそうです。
沖ノ島は、島そのものがご神体で、信仰の対象です。厳格な禁忌があり、沖ノ島は今日まで守られています。神職さんも島に入るための厳しい決め事があり、簡単には入れません。沖ノ宮は、宗像大社の三女神の田心姫神(たごりひめのかみ)を奉ります。
最後に、大島交流館を訪問しました。ここは中津宮、沖津宮遥拝所を中心に、沖ノ島との関わりの深い大島の歴史と文化を知ることができます。入場は無料です。近くには室町時代の和歌に詠まれた夢の小夜島もあります。10月には三女神がそろわれる船が出る「みあれ祭」も圧巻です。昨年、見に行きましたよ。
宗像大社は、日本神話に登場する日本最古の神社の一つで、沖津宮、中津宮、辺津宮の三宮を総称して宗像大社と言います。宗像神社・厳島神社の総本山でもあります。特に中津宮は、大島に鎮座し、瑞津姫神を奉る神聖な場所です。鳥居が海に向かって立ち、海との深い関係が感じられます。
💎宗像大社 中津宮
住所 福岡県宗像市大島1811
電話 0940-72-2007
宗像大社は、歴史と神聖さが感じられる素晴らしい場所です。ぜひ訪れて、その魅力を体験してみてください。
㏚ レンタカーはこちら!